発声上映は、映画祭の概念を変える究極の施策かもしれないと感じた、2回目の映画祭! 秋葉原映画祭(AFF2017)は、第2回の開催にて、前回の約2倍となる5,997名様の動員を達成しました。
今回、AFF2017では、国内映画祭初の試みとして「発声上映会」を行い、大盛況にて幕を閉じることができました。 発声上映については、事前のノウハウがなく、実施することに不安もありましたが、配給各社と打ち合わせを重ね、 市場リサーチや発声上映マニュアルの策定をした結果、トラブルもなく無事に映画祭を終えられました。
AFF2017では、今年のコンセプトとしていた、平「和」と人の「輪」をつないでいく!を体現した催事となりました。 秋葉原では、地元の電気街・観光・商店の振興会を軸に、電気街や商店、街がこの文化催事の元につながりました。映画祭では、公式SNSからユーザーとつながり、ご意見や要望から2作品だった発声作品が5作品へと増えました。 公式ツイッターからのつながりから監督が登壇!というのも他の映画祭では、あり得ない事象だと思っております。
発声上映は、日本独自の進化といえるガラパゴスな鑑賞方法で、「上映ライブ」という新たな概念を生み出しました。 国内の映画祭では、公開終了後の作品しか上映ができませんが、この新たな上映手法は、配給会社にとっても、 ファンにとっても嬉しい発見であり、興行の再動員につながるという新しい可能性となりました。
来年、2018年の第3回目では、「発声上映会は秋葉原映画祭!!」となるべく、更なるブラッシュアップを行います。 地元の総鎮守・神田明神で、来年度に新設される予定のシアター(400名規模)にて、新作映画上映を目標とします。 若手クリエイターのコンペティションの実現や特撮作品の上映を始め、世界でも例のない映画祭へと進化します。
また、土地柄、多くの外国人のお客様が来場されたこともあり、インバウンド面も強化していきたいと思います。秋葉原映画祭は、皆様に愛される文化事業として成長させて参ります。
今後も何卒よろしくお願い申し上げます。
秋葉原映画祭実行委員長 青木龍馬
第2回 秋葉原映画祭2017|開催日:2017年4月1日(土) - 4月3日(月) 主催:秋葉原映画祭実行委員会
共催:一般社団法人千代田産業振興協会
後援:東京都/千代田区/TOKYO MX/江戸総鎮守神田明神/つくばエクスプレス/千代田区観光協会/千代田区商店街連合会/東京商工会議所千代田支部/日本動画協会/在日中国大使館文化部
企画:King/東洋レコーディング/エクスアーツ
協力:アトレ秋葉原/mAAch エキュート神田万世橋/AKIBAカルチャーズ劇場/アキバスクエア事務局/TwinBox AKIHABARA ほか
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